水を抜いてもまたすぐにたまるのは、膝関節の炎症が治まっていないためで癖になるのではありません。治療により炎症がおさまれば、水は自然にたまらなくなります。
ほうっておいて治ったケースもありますが、実際にはたいていの場合、治療が必要です。毎日、お風呂で温め体操をおこない、少しずつ肩の周囲のこわばりをほぐすことが、効果的です。
以下の手順に従って、「RICE療法」を行って下さい。
◆Rest(患部の安静)
動かすと腫れが増強します。骨折の危険があるときは、添え木などで固定して下さい。
◆Icing(冷やす)
患部を氷のう、アイスノンで冷やしてください。
冷感シップは、冷やす意味ではあまり効果がありません。
◆Compression(患部の圧迫)
包帯などで圧迫すると、出血の防止になります。
◆Elevation(患部の挙上)
心臓より高くあげると、腫れにくくなります。
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